新生・京町家まちづくりファンドの挑戦


格子が動く!形が変わる!、そんな格子を「五条坂なかにわ路地」は組み込んでいます。
路地再生の風情を醸し出す出格子ですが、低い採光性や画一的な外観に抵抗を感じるというご意見もありました。
そこで基本的な外観は保ちつつ、可動式の出格子として、現代の生活にも応える機能と、個々の住人の方の住まい方が
外に表われる外観を備えたデザインを、設計者と大工さんにチャレンジしとぃただきました。屋内には土間と障子を
合わせて配置し、屋外と屋内のつながりを調整できる空間を設けています。建築当初の意匠を最も残す1軒を参考に、
全体の修景を施しています。


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